隔世クイーン遺伝子の最新J-POPER群像!!!


2017年1月にオランダクイーン遺伝子の雄、ロビー・ヴァレンタインが18年ぶりの来日公演を果たした。30年近い自身のキャリアを総括しながらも、進化し続けるサウンドに新旧多くのファンが涙し、近い再来日を念願したに違いない。

ロビー・ヴァレンタインが日本のシーンに登場したのは、1990年代初頭。25年以上もの年月が経とうとしている。ヴァレンシア、モーツァルトなど90年代初頭に、海の向こうから現れたクイーンチルドレン第一世代を経た2017年現在の日本には、クイーン遺伝子第四世代ともいうべき若手アーティスト達が、虎視眈々と次なるシーンの覇者となるべく、キラリと存在感を光らせている。

レバノン出身のMIKAやアメリカのFun.達から影響を受けたポップアンセム風で、洗練された作風に昇華した、ごく自然な形でのJポップらしいクイーンサウンドの継承・表現となっている点も見逃せない。

そんな、クイーン遺伝子第四世代の、勇敢なるJポッパー達をご紹介しておきたい。
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まず、現代のJPOPシーンを名実ともに牽引しているサカナクションは、2007年にデビュー。2013年にはNHK紅白歌合戦にも出場を果たした、若者から圧倒的支持を得ているバンドだ。
そんな彼らが2007年のデビュー当時に配信したシングル「ナイトフィッシングイズグッド」は、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」の影響下に作成された。3:00前後から始まるオペラティックなコーラスワークは確かにその意識を感じとれる。このような、純粋なJpopサウンドに+αをするような変化球的アプローチも、スターダムにのし上がった彼らの魅力だ。

サカナクションのデビューよりも1年早い2006年にソロデビューをし、既に10年以上のキャリアを誇る大石昌良は、その煌びやかでジェリーフィッシュLIKEなサウンドに定評のある近年のJポッパーだ。谷山浩子の「意味なしアリス」での共演も話題を呼んだ。
2013年に放ったシングル「おはよう」において、日本人離れしたポップセンスを披露し、多くの洋楽ポップファンの度肝を抜いた。「おはよう」が収録されたアルバム『マジカルミュージックツアー』では凝りに凝ったポップサウンドが評判を呼んだ。今後もっとも目が離せないアーティストだ。


2015年に、アイドルグループ私立恵比寿中学が、五五七二三二〇という変名で発表した「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」は、その壮絶なプログレサウンドと、クイーンLIKEなオペラティック展開に、多くのプログレファンも溜飲を下した。このサウンドワークは、他でもない菅野よう子の仕業との事で、クイーンからの影響を公言してやまない菅野よう子の面目躍如たるサウンドメイキングだった。


昨年2016年「それでしあわせ」を発表したchay。サウンドメイキングを担当したのがヒットメイカーの多保孝一氏だ。Superflyなどでキャリアを積み、多くのヒットソングを手掛ける彼は大のクイーンファン。「それでしあわせ」でもchayにレッド・スペシャルを持たせ、冒頭から豪華なギターオーケストレイションをかましてくれた。

また2016年に突如シーンに登場したビッケブランカ。その卓越したポップセンスは和製MIKAというべき才能を有していた。グーグルのCM等でも起用された「Slave of Love」は、モンドでキッチュなファルセット声と、ベンフォールズ的なピアノロックが心地よく鳴り響き、草食男子の暴走かのような様相を呈したPVも好評で、多くの支持を得た。
ギターサウンドもブライアン・メイ的なアプローチで、いかんなくクイーン風味を我々に与えてくれた。

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・・・以上、サカナクション、大石昌良、菅野よう子、多保孝一、ビッケブランカと、Jポップシーンにおけるクイーン遺伝子的サウンドメイキングには枚挙に暇がない。最前線から、次なるシーンの覇者に至るまで浸透しているクイーン的なサウンドアプローチは、もはや、ごくごく自然な出来事のような気がしている。

今後も、前述のアーティスト達を含めた、クイーン遺伝子第四世代の活躍が多いに予想できる。
内外に未だ影響を与え続けるクイーンサウンドは、2017年更なる爆発を見せるに違いないっ!!!!!!

By ピュアクイーン遺伝子キャプテン VARUBA
2017.1.26

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