[全曲解説]
1. Sugarbomb/After All
①第二のジェリーフィッシュと噂された彼らの逼迫感溢れる曲。Vol3ではいきなりカタストロフに。
2. Rough Silk/Somebody’s Out There
②優雅なピアノが導くハードメタル。90’s初頭のジャーマンメタルの仇花。
3. Roger Joseph Manning jr./What You Don’t Know About The Girl
③本物のジェリーフィッシュの残党がジョンディーコンさながらのポップソングを歌います。
4. Darkness/English Country Garden
④2000年代、クイーンにもっとも近い彼らがロイトーマスと組んだ一曲。この曲ではスパークスに接近。
5. Metal Majesty/Symphony In V – Minor
⑤オランダ貴公子ヴァレンシアが渾身を込めて作りこむ魂の一曲。スーパーボヘミアンラプソディをご賞味ください。
6. Kinks/Just Friends
⑥ブリティッシュロック庶民の帝王がフレディさながらヴォードビリアンとなり歌劇を演じます。華麗な一夜がいよいよ始まります…
7. Banco/Quando La Buona Gente Dice
⑦イタリアンプログレ最高峰が円熟の極みで、緊張感溢れる最高のオペレッタを聴かせます。
8. New Trolls/OK
⑧イタリアンプログレの生き字引が太平洋の悲劇の一幕をコミカルにお届けします。目まぐるしく場面が変わります。
9. Sounds Of Blackness/Spiritual Medley
⑨モダンゴスペル集団の黒人音楽の総力が後年のフレディの興味と重なります。これを声の壁と呼ばず何を呼ぶ?
10.Beach Boys/She’s Goin’ Bald
⑩サイケビーチボーイ達がアメリカの幻想に砕かれたオペラを哀愁たっぷりに披露します。
11.Razzle/Psychotic Love Song
⑪90’のアメリカはNY。ポップデュオの繊細で心温まる小品。ジョンを彷彿とさせます。
12.ACT/Hippest Flop
⑫2000年代の欧州ポッププログレの良作。
13.City Boy/Goodbye Blue Monday
⑬モダーンポップの奇跡。シティボーイのクイーンを凌駕するひりひりとした感覚の一大歌劇。
14.Sparks/Without Using Hands
⑭スパークスのボードヴィル曲。彼らの持ち味がたっぷり出ています。
15.Sparks/Here Kitty
⑮30年後のスパークス達の実験精神溢れる一曲。あくなき探求は絶対アート主義を貫く。
16.Pilot/Too Many Hopes
⑯パイロット・ミーツ・ロイトーマスベイカー。良質のメロディとアクの強いアレンジの愛称は実は良い。
17.Lollipop Factory/Real Life
⑰2000年代USインディー。稀少曲。クイーンの歌劇性を加味したロックアトモスフィア充満軍団。本作何度目かのカタストロフの瞬間。
18.Jason Falkner/The Invitation
⑱シー・ユー・アゲイン いい夢を…
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