2001年21歳の時に、文京区大塚の四畳半風呂なしの部屋から始まったVarubaの東京一人暮らし。当時、大塚周辺には、かなりマニアックな個人レコード屋さんがあったりして、自転車で探し回っては、掘り出しものをゲットしていた気がします。
何処のレコード屋さんかは覚えていませんが、自転車で走っててたまたま見つけたレコード屋さん。em RECORDSなる大阪のインディペンデントレーベルが、限定盤のV.Aを出していて、なんだか、ジャケットのフォントがかっこいい!と思ったのと、タイトルがVan Dyke Parksへのオマージュ?を感じとったので、「これは何かあるぞ!」と思い、衝動買い。その衝動が、どストライクで自身の嗅覚に確信を覚えた。
「Song Cycle ~A Serenade For Sweet 20th Century Popular Music~」は、江村さんがやっているem RECORDSが、海外から買い付けてきたマニアックな音源のサンプラーでした。その一曲目は、Elliot Kendallなる青年の完全アナログ宅録音源なのだが、これ凄いクオリティだなぁと。
これだけの楽曲を作っても、誰もElliot Kendallなんて知らないし、その後、CDやらを出した形跡もなし。Myspaceでひっそりしているだけだから、Popの世界は不思議だよね。
(その後 Myspace も閉鎖)